ユーグレナ (2931):ガス欠寸前の単細胞

ユーグレナ (2931): は大きな夢を抱く会社であり、従前、株主にその夢を信じ込ませ、現実を見過ごすことに成功してきた結果、株価はおとぎ話のようにつり上がっている。私共の検証は、同社の戦略が当該株価を正当化するには説得力に欠けることを示す。

  • 同社の主たる企業価値は、将来のバイオジェット燃料事業にあると語るが、現実には、生産コストは300-1000ドル/バレル程度であり、米国エネルギー省推計では、少なくとも2022年までコスト競争力を得られない
  • 同社は2020年までの事業化を予定するが、既に実証プラント建設計画は1年遅延している。しかも、当該実証プラントが完成しても、東京伊丹間の週1回の往復分の燃料しか生産できない
  • 同社の大量培養技術は特許権で保護されておらず、より大資本の競合他社が市場参入しつつある。
  • 米国の競合他社は既に同社に先行して藻類バイオジェット燃料を商業化している。その米国上場の競合他社の株価は、原油価格の暴落と共に90%超も下落している。ユーグレナ社の株価も同じ運命を辿ると思われる。
  • 米国の競合他社は、逆に健康補助食品市場参入へと戦略転換。ユーグレナ社自身の楽観的な中期経営目標によっても向こう5年で収益化できないバイオ燃料事業への期待はできない。
  • 現実には、同社は99%の利益をニッチなヘルスケア事業から得ており、市場飽和も近い。

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ユーグレナのレポート

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